ローテーターカフとは?
肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの深層筋
棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の事です💪
😈ローテーターカフを使えていないとどうなる?😈
①アウター筋(表層筋)優位になる
→ 僧帽筋や肩の表層筋(アウターマッスル)が頑張りすぎる。
肩甲上腕リズムが崩れる
上腕骨:肩甲骨=2:1で動くのが解剖学で学びました。
上腕骨が100°動くと肩甲骨が50°上がる事です。
ローテーターカフが働かないとこのリズムが崩れます。
上腕骨と肩甲骨どちらかもしくは両方の動きが悪いと、アウター筋が頑張ろうとします。
結果として、アウター優位になり、首周りの血流低下、疲労が起きやすい。
②肩甲骨が正しく動かない
前鋸筋や菱形筋との連動が崩れ、代わりに首まわりの筋肉(肩甲挙筋・上部僧帽筋)が優位にそして凝る。
人間の体には運動連鎖があり、どこかの連動が崩れると
関節が痛くなったり一部の筋肉に負担がかかる。
③結果として肩こりを感じやすい
深層筋が働かない → 表層の筋肉が過緊張 → 血流不良 → 肩こり。という悪循環。
🍑セルフチェックの目安🍑
壁立ち3点チェック
後頭部・背中・仙骨を壁につけて立つ
頭が壁から3cm以上離れる場合、頭部前方位の傾向があり、肩甲上腕リズムの崩れや肩こりにつながりやすい。
また、成人の頭の重さは4〜6kgあり
頭が前方に15°行くだけでも約10kg以上首肩に負担がかかると学校で習いました。
つまり、頭が前に出れば出るほど首肩の負担は増えます。
🧘実際のお客様のケース🧘
私のお客様で肩こりを訴える方のほとんどが、ピラティスやジムトレーニングの最中に無意識に肩をすくめる代償動作が出ています。
つまり効かせたい筋肉に効いていない状態。
日常生活でも 肩を下げる意識 を持つことが大切です。
例えば、重いものを持つ時無意識に肩上がっていたり、
パソコンやスマホを使ってる時肩がすくみやすかったり、
無意識に肩が上がっていないか気づくことも大切なんじゃないかなと思います。
つまり、
肩こりは、マッサージや整体で一時的に楽になっても、ローテーカーカフが使えてないと、また肩がこるります。マッサージ、整体で対症療法を一生繰り返すより、根本解決した方がいいですよね!
肩こりには色んな原因がありますが、今回はローテーターカフを中心にまとめました。