拒食症になった話

こんにちは。茨木店、新大阪店、福島二号店を担当させて頂いている阿部詠介と申します。

今日は自分が過去、拒食症になった話をしたいと思います。

この病気はざっくり説明すると、ご飯を食べることが怖くなってしまい、食事を極端に制限してしまう病気です。

トレーナーの皆様であれば、必ず耳にしたことはあると思います。

拒食症になった期間は小学6年生の中旬ぐらいから徐々に始まり、中学1年生の終盤まで続いたと記憶しています。

・拒食症になったキッカケ

自分はバスケ、水泳、サッカーを長い年数していたのですが、それでも小学6年生まで肥満体型でした。

親からも「太り過ぎ」、周りからも「豚」「デブ」等といじられていました。

最初は笑いながら流していた記憶がありますが、途中から流石に嫌になってきて、痩せようと決意しました。

しかし今のように栄養学を勉強しているわけでも、筋トレをしているわけでもなかったので何の知識もありませんでした。

今では考えられませんが、当時は「痩せる=食べずに運動」だと考えました。

最初は食事をいつもより減らしたり、マヨネーズなどを使わないように軽い制限をして、部活では普段よりも走りまくることを意識していました。

最初こそキツかったですが、体重がどんどん減っていくとそれがとても嬉しく、どんどんエスカレートしていきました。

人間の適応能力と、体重を減らしたという達成感からくるモチベーションは凄いもので、あんなにキツかった食事制限が気づけば全くしんどくなくなっていました。

最終的には1日の食事がデイリーで販売しているキャベツの千切りと中性脂肪を抑える作用があるペプシコーラだけになっていました。

自分ではそれが普通になっていましたし、両親も自分が痩せて嬉しそうだったので完全に歯止めが効かなくなっていました。

途中からは、両親が心配してご飯を食べるように言ってくれたり、

朝起きたら背中に白い蕁麻疹のようなものが発生し、胃液を吐き出したりと目に見えて異常が出ても、体重が減ることが嬉しいのと、ご飯への恐怖心で「食べる」と言うことが出来ませんでした。

これがこの病気の怖いとこだと今になって思います。

しかし、運が良いことに、学校の先生が両親に電話してくれたり、部活の顧問や周りの友達に今の状態が異常なことを強く指摘してもらい、ゆっくりですが何とか克服できました。

成長期になってしまったので、骨が細いまま成長してしまい、普通の人より筋肉もつきにくい体質になってしまいましたが、

今では逆にそれをモチベーションに、人生を賭けて自分がどれだけ筋肉をつけれるかを追求していくのが楽しく思います。

皆さんももし周りに同じような症状の方がいたら止めてあげてくださいね😎

ありがとうございました!

ピラティスアヴニール編集部
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