ピラティスのセッションで、
“骨盤のニュートラル”
“背骨のニュートラル”
という言葉をみなさんも使うと思います。
身体のニュートラルの状態というのはトレーナーであれば見ることが出来ると思います。
でも、心のニュートラルの状態をみなさんは考えたことがありますか?
私はセッションで初めに「今日の調子はどうですか〜?」と何気ない会話から始めます。
いつも「いい感じです」「いつも通りです」
というお客様がいます。
それでもセッション中にどう感じますか?と聞くと、「全然あかんわ〜」「出来てないわ〜」と言います。
その時にふと思ったのが、“いい感じ”ってじゃあどういう状態?
いつも通りってどこがどうなってるのが“いつも”なのか。
きっとお客様もそこまで深く考えていないんだなと思いました。
骨盤、背骨がニュートラルになっていても、その時の気持ちは?
もし嫌なことがあって落ち込んでいたら?
なにかに悩んでいたら?
なにか悲しいことがあったら?
何に対してもネガティブに捉えてしまっていたら?
どれだけ身体の外側がニュートラルの状態でも、
それは決して良い状態とは言えません。
身体だけではなく目では見えないもっと深いところまで、感じ取ってあげたい、心も体もありのままの自分を受け入れられる“ニュートラル”にしてあげたいと、あるお客様のセッションをしていて感じた一日でした。
みなさんも、日々お客様と向き合っている中で
自分の今の心の状態は?
身体は本当にいい状態といえるのか?
自分の心のニュートラルとは?
考えたことがありますか?🤔
たまには自分自身にも向き合ってあげてみてください😌