毎年恒例になっている琵琶湖でのウェイクボード。
1年ぶりでも不思議と体は覚えていて、
最初の一本から立ち上がることができました。
思い返すと初めて挑戦したときは、
膝は曲げて、前重心後ろ重心意識して、
と頭の中で何度も唱えながら挑戦していました。
何十回も転んで、ようやく立ててもすぐに崩れて沈む。
まさに作業記憶(一時的に頭で処理する記憶)をフル回転させて動いていた時期です。
でも、繰り返すうちに頭で考えなくても自然に立ち上がれるようになりました。
これは作業記憶から手続き記憶へと移行し、
体が覚えた状態になったからです。
だからこそ、
1年ぶりでも問題なく波に乗れたのだと思います。
ピラティスでも最初は、
呼吸は? 骨盤はニュートラル? 肩は力まないように…って作業記憶を使って必死に意識しながら動きます。
でも、繰り返し練習していくと、
それらは自然にできるようになり、
体に定着した運動パターン=手続き記憶になります。
だからこそ、最初は難しくても繰り返すことが大切。
やがて無意識のうちに
正しい姿勢や動きができます。
新しい動きを学ぶときは 作業記憶を使う
繰り返すうちに 手続き記憶となり体が覚える
これはウェイクボードでもピラティスでも同じ。
体は学習します。
だからできないから始めても大丈夫。
繰り返すことで、必ずできるようになっていきます。