浮世絵ブログ4章

筋肉の誇張と連結

① 浮世絵に描かれる筋肉の境界

力士や武士の浮世絵では、筋肉が不自然にデカく描かれるんじゃなく「境目」が強調されていることが多い。

これは現代で言う筋膜のつながり(アナトミートレイン) を直感的に表現してる。

→ 「胸と腕の境界」「腰と脚の境界」に視線が集まるようになっている。

② 解剖学的な筋連結の意味

大胸筋と上腕二頭筋

押す動作ではセットで働く 

→ 浮世絵の刀を構える腕に強調。

広背筋と大殿筋

ねじり動作で連結 → 相撲の投げ技の描写に反映されている。

腹斜筋と内転筋

腰のひねりと足の締め込み → 浮世絵では腰の 誇張と脚の踏み込みがペアで描かれています。

ここまで来ると誇張された筋肉じゃなくて誇張されたつながりに見えてきましたね!!😊😙

③ 現代トレーニングでの応用すると(簡単に)

ベンチプレス

大胸筋だけじゃなく、二頭・三頭・前鋸筋の「連結」で押します。

デッドリフト

ハムと殿筋だけじゃなく、広背筋とのラインでバーベルを持ち上げる。

ツイスト系種目

腹斜筋と内転筋をセットで意識。

浮世絵が誇張したのは「筋肉単体の大きさ」じゃなく「連結したライン」だとも言える。

④ 江戸人の視点

江戸時代の人は、解剖学の知識はなかったけど動きの本質は明らかなに100%僕らより鋭かったかと思っている。動きの線を掴み、そこを誇張したから絵にリアルさが宿ってみえている!

セッション中もお客様の動きの線を意識していますが、まだまだ観る目が無い。😔

皆様はお客様の動きをどう見てますか?

どこを見てますか?

またこっそりで良いので教えてください(よし)

ピラティスアヴニール編集部
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