腹圧って結局何ですか?インナーマッスルってどう違うんですか?と質問されます。
腹圧とは?
腹圧とは、腹腔内圧のことを指します。
体の中には、横隔膜・腹筋群・骨盤底筋群・多裂筋に囲まれた空間があり、そこに圧力がかかることで背骨や骨盤が安定します。
腹圧が高まると
体幹が安定し、腰や骨盤を守る
姿勢を保ちやすくなる 骨盤が中間位に保たれやすい
動作時のパフォーマンスが向上する
逆に腹圧が保てないと、
骨盤が傾きやすかったり、一部の背骨に負荷がかかる事などにより
腰痛や肩こりが出やすくなる
姿勢が崩れやすい
呼吸も浅くなりやすい
インナーマッスルとは?
インナーマッスルとは、体の奥にある深層筋のこと
主に 横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群 が体幹の安定に関わります。
これらの筋肉は大きく動くわけではなく、働き続けることで支える役割を果たします。
いわば、背骨や骨盤を守る天然のコルセットです。
横隔膜 が呼吸で上下に動く
腹横筋 がコルセットのようにお腹を締める
骨盤底筋 が下から支える
多裂筋 が背骨を安定させる
まとめ
腹圧=お腹の中の圧力
インナーマッスル=その圧力を生み出す深層の筋肉たち
リハビリでもピラティスでも、まずは 呼吸を整え、インナーマッスルを働かせること が、姿勢改善や腰痛予防の第一歩になります!