1. つま先重心の場合
ヒールを履く人や反り腰の人に多いタイプ。
外反母趾は、親指の付け根に過剰な負担がかかり、親指が外側に曲がっていく。内反小趾は、小指側に体重が乗り、小指が内側に入り込む。開張足は、足の横アーチ(土踏まずの横方向)がつぶれ、前足部が広がって横幅の広い足になる
結果として、足指の変形やタコ・魚の目もできやすくなります。私のお客様に母指球小指球の間にタコできる方います。
2. 踵重心の場合
猫背や筋力不足で、体を後ろに預けるクセがある人に多いです。偏平足は土踏まずがつぶれ、足裏全体でベタっと立つようになる。浮き指は指先に体重がかからず、歩くときに足指を使えない。O脚傾向は重心がかかと外側に偏ることで、脚全体のラインが崩れやすい。このタイプは、足首や膝に負担が集中して、関節痛にもつながります。
3. 足の形が崩れると起きること
足は体の土台なので、形が崩れるとその上にある体全体にも影響します。
膝のねじれ → O脚・X脚
骨盤の歪み → 腰痛や反り腰
上半身のバランス崩れ → 猫背や肩こり
重心の乱れ → 足の形の変形 → 全身の不調やスタイルの崩れという流れになってしまいます。
4. 改善のポイント
足裏全体に均等に体重を乗せる意識。母指球・小指球・かかとの三点で支える。足指をしっかり使うトレーニング!タオルギャザーなど。自分に合った靴を選び、必要に応じてインソールを使う。下半身の筋力バランスを整える。特にお尻・もも裏・ウチまた。
まとめると
踵重心やつま先重心は単なる姿勢のクセではなく、足の形を変えてしまう原因 になります。さらにそれが脚のラインや全身の歪みにも繋がってしまう。

