オフィスリーダー坂本が研修会に訪れた。
今日はいつも、各々が答えを持つような研究会ではなく、
一人の答えをみんなに共有する研究会だ。
慣れない満員電車に揺られ天王寺にやって来た。
今回の研修は、
「トレーニングとはなんのためにあるのか?」
という問いに対する内容であった。
みなさんにとって、トレーニングとはなんだろうか?
本日は、全トレーナーを対象とするトレーニングやストレッチ研修だ。
ピラティストレーナー含めた全トレーナーが、トレーニングやストレッチに初めて触れることになる。
今回の研修会は、
動画を見て、グループに分かれて、話し・実践し合うスタイルだ。
アヴニールトレーナーの自主力はすごい。
学校で、先生が教えてる最中に、始めるタイプの学生がいたと思う。
アヴニールは基本的にそういう人間の集まりだ。(自主的スギィ)
グループとして分かれた早々に、各地で熱い議論がされ始めた。
トレーニングでは、
そんきょ、四股、ヒンジ、ローイング、ランジなどの人体の基本動作の研修を行った。
坂本も混ざって行ったが、精密に動いてみるとこれまた難しい。
さらに、動きをただ真似して行うのではなく、しっかりと「呼吸」を意識することが重要という。
それがまたまた難しい。
特にストレッチ研修では、身体の多様性を実感する場面が多い。
トレーナーは動きから、身体の構造を学んでいるといった様子だった。
次第に、
トレーナーの意識は、「型」から「身体」に変わっていっていることが、それぞれの会話でわかった。
「どう動くのかではなく、どこを動かすのか。」
例えば、トライセプスの動作だと、
今回大切なのは、型や姿勢ではなく、
「上腕三頭筋の長頭が動いているか」
である。
型のための動きではなく、生きるための動きを意識することで、ただの基本動作に命が芽吹く。
続けて、阿部講師は、
『結果的に付く筋肉が大切』
という。
狙って作った筋肉は、作らないと発達しない。
本当の意味で価値のある持続可能な身体を作ることが大切だ。
もちろん、「型」は大切だ。
武道で、「守破離」という、
型を守り、型を破り、型を離れるという、上達の段階を例えたものがあり、
「型」は上達する上では欠かせない偉大なツールだ。
だからこそ、「型」を深い意味で理解することを放棄してはいないだろうか?
今回の研修は、
「型」の由来を理解する
という源流を探すものと感じた。
そして、それはトレーナー一人一人に違った答えがあると、私は思う。
時折見せる、それぞれの感性を重んじた研修は、「研究」というスタイルを取り入れて学習するアヴニールだからこそできる空気感だ。
これまでアヴニールのトレーナーは、
お客様の健康のために、基本的な型や姿勢、型のアレンジ、リスクの管理など、
「型」を、真摯に、真剣に学んできた。
これからアヴニールは、お客様の身体に真摯に向き合う時代がやってきそうだ。